ヴァリエドールって何？
ヴァリエドール…って耳なじみ無いですよね。
お人形作家 斉藤千里さん考案のお人形なんです。
詳しくは下記の本
表紙を見てみてもかわいらしいお人形ですよね！
私がこの本と出会ったのは、もう10年以上も前、
その時、私が気になってたものの一つが球体関節人形…
具体的にはボークスさんのスーパードルフィでした。
サラサラのウィッグ、ガラスのドールアイはキラキラしていて、
そして綺麗なお洋服で着飾って、本当にとても魅力的でした。
この子たちをお迎えしたい！
とボークスのHPを覗いて見たのですが…
高い！！！！！
当時大学生だった私にとって、1体ウン万もするドールは中々手が出ませんでした。
しかし、何とかしてこのキラキラを手に入れたい。
「球体関節人形 自作」で検索するも、
石粉粘土などを使った造形はさすがに敷居が高く、
もうドールは諦めようと思いました。
そんな時、本当に偶然に本屋で出会ったのがこの本だったのです。
球体関節人形と布人形、全然違うじゃん…と思うでしょうが、
この人形結構面白い仕様なのです。
1、スタイルが女性的
カントリードールなどは平面的なつくりで素朴な感じなのですが、
この子は胸、腰も女性的。
ちゃんとウエストもキュッと締まっており、スカートがよく似合います。
2、手足が稼働する
胴体との接続に、テディベア用のジョイントを使用するので、
肩関節、股関節が稼働します。さすがに肘、膝まではきれいに曲がりませんが、
手芸用の針金を入れることで、緩やかに曲がった形をキープできます。
3、ヘッド交換が可能
首と胴体を縫い付けません。
胴体一つにヘッドをいくつか作ることで、表情や髪色を変更することができます。
球体関節人形もヘッド交換やウイッグ交換で楽しみますが.、
それと同じように遊ぶことができます。
首を縫い付けていないので、首を回すこともできますし、
頭部を外せば着せ替えも楽です。
4、自立する
これがこの子最大の特徴。
自分でまっすぐ立つことができます！
足の裏に重りを入れているからなのですが、この仕様を初めて見たとき、
とてもびっくりしたのを覚えています。
どうですか？結構面白くないですか？
私も興味惹かれてすぐ作成に取り掛かりました。
当時就活活動中なのに(笑）
そして、初心者でも一応ボディは仕上がったのです！
が、ヘッドはさすがに中々難しく…
表情とヘアーが思うようにできなくて、結局作りかけのままどこかへ…
そして10年越し、再度チャレンジしよう。そう思ったのでした！
これを読んで、私も作ってみたい！
と思った方がいらっしゃるかどうかわかりませんが…
一つとても残念な情報が…それは
この本が絶版だということなのです。
そう、再販はなし。
残念ながら、新品を手に入れることは不可能と思います。
とても魅力的なお人形なだけにすごく残念です。
でも人気はあるのか、Amazonでは1,000円台の本が中古で4,000台！
(本体ではなく、付属の洋服の型紙に注目が集まっているのかもしれませんが…）
著作権の関係上、勝手に型紙をご紹介することも無理なので、
ちょっとでも知って、興味を持ってもらえたら、
そして、頑張れば、頑張れば、中古や図書館などで出会えるかもなので、
お裁縫も学校通っていた訳でもないので上手くもないですが、
私が作るところ、見ていってもらえたらな。
なんて思ってます。
頑張って作っていくぞ！
よし。それじゃあまず、本が引っ越しで行方不明だから、
Amazonの中古品ポチるぞ！
（そこからかい！）
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